安定した調査を実施する探偵や探偵事務所には共通する特徴が存在します
この特徴が存在する探偵や探偵事務所に調査を依頼できれば安心ということになります。
それでは、どのような特徴があるか?が依頼する際の大きなポイントとなるのですが、特別な特徴ではありません。
探偵の営業規模
大切なことは「ご自身の足で探偵事務所を訪れ相談し探偵事務所の規模を知る」ことです。
探偵は多様な形態で営業をしています。
ある程度の規模を有していない探偵は実施可能な調査が限定される恐れがあるため、安定した調査を供給できないということなのです。
ワンルームのマンションの一室にソファーと面談に必要なものだけでの営業で依頼人から調査を受件し「全ての調査を下請け探偵に丸投げ」なども珍しくありません。
当然、調査を実際に実施する規模も曖昧ですし、探偵の口から出た言葉を信用するための材料が少なすぎるとお感じになることでしょう。
このようなケースの判断の基準として役立つことが「会社の規模」で確認する作業と言えます。
この部分だけは実際のところごまかしようがありません。
ですから、ご自身の目でみて探偵の規模や事務所のデスクの数などで「探偵の言葉が信用できるか確かめる」のです。
全国展開できる探偵なのか?
ホームページの宣伝文句にオーバーな言葉が無いか実際に目で見て確認するということです。
探偵の調査力の嘘・本当
探偵の「調査力」を宣伝材料とする探偵業者は数多く存在します。
決定的な証拠を撮影・取得する際には実施する調査に適した機材が必要となるものですが、この部分を強調し調査力が実際にある探偵ならば下請け探偵に調査依頼することは考えられません。
それは、高価な調査機材を数多く有する下請け探偵の存在を耳にしたことが無いからです。
個人で下請け探偵をしている人物の多くは移動手段を持たず機材もありふれた物を使用することが一般的です。
ですので調査に適した高価な機材が必要な調査は実施不可能と言えるのです。
中には元請け探偵の有する機材を利用して調査を実施することもあるでしょうが、殆どの場合には「ありふれた機材で可能な限りの撮影」となってしまうのです。
信用できる探偵か見抜く
探偵の有する規模を確認することで信用できる材料が増えることは間違いがありません。
しかし、探偵が悪意ある業務を展開しているならば、これまた信用できない探偵ということになります。
この部分に関しては「探偵の人間性」にも関わるお話しになりますので非常に判断が困難と言えます。
ご相談者自身の「人を見る目」も大切でしょうし、感覚的に探偵から受けるファーストインプレッションで印象が大きく異なることも少なく有りません。
目の前に存在する探偵が強面で悪人顔であっても「実直な業務を実施する探偵」である可能性も否定できないのです。
もし、探偵に依頼する際に信用度を見極める手段があるとするならば、「目の前の探偵に常識があるか?」を疑いながら探偵の言葉を聞くことが重要に思います。
いい加減な判断基準で依頼を獲得しようとしている探偵ならば、相談者からの質問を面倒に感じるものなのです。
相談者が的を射た質問を投げかければ、話の本質をはぐらかすことで自身の言葉をごまかすことが必要になるのです。
当たり前の常識を持って相談者と対峙している探偵ならば非常識な言葉や調査プランは言葉には出ないでしょう。
もし、相談時点で「あなたの常識に合わない発言や提案」を言葉にする探偵ならば、依頼する探偵としては相応しくないと判断できるのではないでしょうか。