探偵事務所を選ぶ基準は人それぞれ、様々です
多くの選定基準から見極めをすれば依頼先として相応しい探偵事務所は数多くは存在しないでしょうから、探偵選びは時間を要するかもしれません。
身近な場所に存在する探偵事務所に決めることも悪い判断とは言いませんが「高額な費用を要する調査を任せる探偵事務所を安易には決めないほうが良い」と思いませんか?
こと浮気調査などを探偵事務所に依頼するケースでは、「信頼関係が探偵と築けるか?」で依頼した浮気調査が満足な報告となるかに大きな差が発生することも想定されるのです。
ですから、探偵事務所選びも安易な判断で決定するのではなく、あなたが信じる基準や条件のもとに「後悔のない探偵事務所の見極め」をお勧めいたします。
探偵を見極めるための五項目?
探偵を見極める、ということは依頼者にとって容易なことではないかもしれませんが、参考になる基本的な五項目を下記に記載してみました。
- 営業年数が長い
- 探偵業届出を相談者が見えるところに掲示している
- ウェブサイトや調査料金表がシンプルでわかりやすい
- 長期契約を勧めない
- 相談担当者が合うかどうか
探偵業届出・営業年数
探偵業届出は基本的すぎて届出していない探偵などほぼいないでしょうが、営業年数は短いよりは長い方が良い探偵の可能性は高いでしょう。
ウェブサイトや調査料金表がシンプルでわかりやすい
次に「ウェブサイトや料金表が見てわかりやすい」というのは、その探偵事務所がちゃんとお客さん視点で考えているという表れです。
というのも、複雑な料金表やプランによって、一見安く思えても最終的にかかる金額が高額になるようにしている探偵事務所も存在するからです。
そういった探偵事務所はクレームをつけようものなら「ちゃんと料金表に載せてますよね?」と言ってくるに違いありません。
つまり料金表や費用形態がわかりにくいということは「わざわざお客さんにわかりにくくしている」ということであり、最終的に依頼者が想定していない金額を払わせようという狙いが見て取れます。
長期契約を勧めない
さらに長期契約を勧めてくる探偵事務所は避けた方がよいです。
なぜなら、調査がいつ必要なくなるかは依頼者もその探偵事務所も誰もわからないにもかかわらず、長期間の調査を勧めてくるわけですよね。
ということはきっとその探偵事務所が長期間の調査をしたいだけなので、ご自身が望んでいないならその探偵事務所は避けるべきでしょう。
相談担当者が合うかどうか
ご自身の経験を振り返っていただきたいのですが、なんだかんだ人間性はその人の見た目や言葉遣いに表れますよね…。
高いお金を払っても納得できる相手なのかどうか?
直感的に担当者の人間性が自分には合わないと思ったら絶対にやめた方が良いと思います。
依頼するにふさわしい探偵とは
浮気調査や素行調査は探偵にとって出来て当たり前の調査と言えます。
表面上だけの行動や素行を調査することは、プロの探偵にとってはそれほど困難な調査とはなりません。
しかし、例えば素行調査に重要な目的が存在し、調査を行う中で情報を得ようとしている案件は難易度が上がるのです。
このような難易度が上がった素行調査を完遂し、依頼人が満足できる調査結果を提供可能な力量を備える探偵の存在は限られると思います。
つまり、難易度が高い案件に関して言えば「調査を実施するに相応しい探偵が限られてくる」ということです。
例えば、対象者が多くの時間で移動する手段が運転手付きの高級車であるような場合には、「運転技術が少しでも高い探偵」を選び素行調査を実施することがチョイスとして適当と言えるでしょう。
もし、調査対象が乗車する高級車が高速道路をかなりのスピードでアグレッシブに巡行するならば、運転技術に乏しい探偵はお手上げとなってしまうかもしれません。
こういった見極めは難しいのですが、この判断や人選が適当でない探偵事務所に素行調査を依頼してしまうと調査力がいまいちな探偵事務所に素行調査を依頼してしまった!という結果となってしまいます。
仮に「探偵事務所 調査力」などと検索して探偵を探すことも悪くはありませんが、検索では1位に表示されていても、本当に敏腕探偵が現場の調査を実施するか?は報告内容で証明してもらうほか依頼人側には判断材料が存在しません。
ただ一つ言えるのは、さまざまなケースに対応した人選や移動手段の選択が可能な探偵事務所は準備が行き届いた業務を展開している探偵事務所であり、ご依頼人と向き合う姿勢を持っている探偵のみが納得の調査結果を導き出せる存在となるはずです。
探偵にとって最もスタンダードな浮気調査や素行調査ですが、依頼内容にあった探偵選びが実践されているかどうかが調査結果に大きく関係するということなのです。
違法な探偵にご注意
昨今は探偵業法により、探偵以外の人物が探偵活動を実施することは違法とされています。
調査活動が必要な如何なる理由が存在しても、依頼人を持たない人物が探偵業務を実施することは禁じられています。
経済的事情により自身による浮気調査を実施する方が多い現代社会ですが、探偵からレンタルしたGPS等を使用し「他人の車両にGPSを装着」するなどの行為は犯罪となります。
知らなかったでは済まされない次元のお話しですので十分にご注意ください。
合わせてGPSをレンタルする業務を実施している存在も問題視されおります。
探偵の倫理観に関する問題になってしまいますが、犯罪を助長する可能性が存在する行為や業務は「自己の判断により切り捨てる」ことが必要と言えるでしょう。
利益ばかりを追っている探偵の存在は、自らの行為により社会から存在価値を問われる状況に追い込んでいるとも言えるのです。
このような探偵を選ぶことの無いように十分に注意した手法による情報の入手を考慮されるべきと進言する次第なのです。
間違っても、違法行為と知りながら調査を選択し薦める探偵や、もぐりの探偵をかたる人物の誘惑や誘いに乗らないよう注意が必要です。